丸カン9ピンTピンの使い方とコツ【アクセサリー製作の基礎】
こんにちは。ハンドメイドアクセサリー講師歴もうすぐ5年のキアです。
工具3点揃えました。
次は何を用意したら良いですか?
ビーズやチャームを繋ぐための、丸カン、9ピン、Tピンを用意しましょう。使い方とコツをご紹介します。
アクセサリー作り初心者の方にも分かりやすいように、画像で丸カン、9ピン、Tピンの使い方とコツを解説します。
丸カン
丸カンとは
丸カンとはパーツ同士を繋ぐための金属です。
様々な大きさ、太さがあるので用途にあった物を選んで使いましょう。
カンには他にもCカン、デザイン丸カン、三角カン、Dカンなどがあります。
Cカンは楕円型のカンで丸カンとの違いは、円ではないので回転しにくい(動きにくい)ので繋いでいる金具が外れにくいです。
デザイン丸カンは丸カンに斜めに模様が入っているので、そのままパーツとしても使えます。
三角カンは三角の形をしているカンです。しずく型などのパーツでトップに一つ穴があいている時などに使用します。
DカンはDの形をしたカンです。バッグやストラップなどの接続に使います。帯状のものに使われることが多いようです。
丸カンの使い方とコツ
①丸カンの切れているところを上にして、平ヤットコ2本ではさんで持ちます。
②片方の手は固定し、固定していない方の手を上下にずらすように開きます。
広げないように注意して下さい。
③ 丸カンに好きなチャーム等を通します。
④ 開いた丸カンを隙間ができないように、元に戻すような感じで閉じます。
丸カンでパーツ同士を繋げるとこんな風になります。
これだけでも立派なアクセサリーです。
丸カン開閉のコツ
丸カンの切れている部分近くをヤットコではさみます。
切れている部分から離れた所だと、丸カンを上下にずらしにくく、丸カンが変形します。
9ピン
9ピンとは
名前の通り9の形をしていて、パーツの両端に他のパーツを連結させたい時に使います。
9ピンもさまざまな長さ、太さがあるのでパーツの大きさに合わせて選びます。
9ピンの使い方とコツ
使う工具は平ヤットコ、丸ヤットコ、ニッパーです。
① 9ピンにビーズを通します。
② ビーズの穴の根元ギリギリのところを平ヤットコで直角に曲げます。
③ 7〜8mmを残してニッパーで切ります。
④ カットしたピンの先端を丸ヤットコではさみます。
⑤ 丸ヤットコの丸みにそわせながら、手首をひねるようにして手前に丸ます。
途中丸ヤットコを持ち替えながら、少しずつ隙間がないように丸ます。
これで出来上がりです。
輪の向きが違っていたら平ヤットコ2本を使って同じ向きにします。
また輪の切れ目はS字になるようにします。
9ピンを丸める時のコツ
手前に丸める時にそのまま丸めるのではなく、後ろ(奥)に倒すように力を入れて丸めると綺麗に仕上がります。
Tピン
Tピンとは
パーツに通し、先端を9ピンと同じように丸めアクセサリーの先端部分などに使います。
9ピンもさまざまな長さ、太さがあるのでパーツの大きさに合わせて選びます。
Tピンの使い方とコツ
使う工具は平ヤットコ、丸ヤットコ、ニッパーです。
① Tピンにビーズを通します。
② ビーズの穴の根元ギリギリのところを平ヤットコで直角に曲げます。
③ 7〜8mmを残してニッパーで切ります。
④ カットしたピンの先端を丸ヤットコではさみ、丸ヤットコの丸みにそわせながら、手首を ひねるようにして丸ます。 途中丸ヤットコを持ち替えながら、少しずつ隙間がないように丸ます。
これで出来上がりです。
Tピンを丸める時のコツ
9ピンとおなじで手前に丸める時にそのまま丸めるのではなく、後ろ(奥)に倒すように力を入れて丸めると綺麗に仕上がります。
まとめ
このように丸カン、9ピン、Tピンが使えるようになると、作れるアクセサリーの幅が広がります。
9ピン、Tピンは最初は綺麗な丸にならないかもしれません。
何回も丸めているうちに上手になりますよ。
色々なアクセサリーを作ってみてくださいね。